ベクシンスキー
(じっくり時間をかけて模写すれば良かったと今さら後悔)
そんなわけで、三流絵師が作品レイプしつつ、信者として情報の頒布に努めてみることに。
復刊.comにて販売されるようです、画集が。
ベクシンスキ作品集成 I 【特装版】?? 販売ページ
ベクシンスキ作品集成 I【普及版】?? 販売ページ
気になってamazonでも検索かけたら、2005年度版のがあった。作者が没した年だったかしら……。
ベクシンスキー (Pan‐exotica) (2005/07/09) ズジスワフ・ベクシンスキー永瀬 唯 商品詳細を見る |
ベクシンスキー、そんなやつは知らんという方のために、リンク先はニコニコ動画。
【滅びの画家】「ズジスワフ・ベクシンスキー」の世界Ⅰ(part1)
私も詳しくは知らないですが、好きですよ。一度見たら嫌でも忘れられない、あの独特の世界感。
ベクシンスキーの作品は、見るからに死や絶望や廃退や終焉など、ネガティブなイメージが色濃く漂ってきますが、同時に豊かな色彩と空間の奥ゆかしい表現などの魅力に溢れ、醜いだけの歪んだ落書きに終止していない不思議。
特筆すべきは、すべての作品にタイトルがついてなくて、制作者本人も作品の理論付けや詮索を嫌がったそうな。
大抵の美術家が描いた無題作品は、制作者すら無我の境地になって描いたようなものが多く、美的感性の弱い私のような素人には、何が描きたいのかイマイチ理解できないけれど、ベクシンスキーは作者の意図こそ掴めませんが、方向性が分かるから好きさ。
もちろん人の死をモティーフにしたような作品ばかりでもなく、巨大構造物を描いた作品などは、さすが建築で学んだだけあって嘘臭さが無いぶん、ふつくしいの一言。
空虚なくせに圧倒的な存在感など、神々しさに引きこまれてしまいそう。
私など足下にも及ばないくらい、ネガティブな生き方に毒されていた人生も魅力的。
隠居老人のような生活を送ってたとあるけれど、人間性までは知らない。
けれど、故人の生涯は他者から見れば、あきらかに鬱屈とした不幸の連続で、発狂しなかったのが不思議なくらいだけれど、晩年は特に、作品に対する強い関心と制作だけが生の拠り所だったのかなぁ、などと他人の心象をあれこれ愚想。
話はここまで、あとは雑談。
一部の曲を背景にして流すと、絶妙すぎて困る。
掲示板ふたばやニコ動でも、ベクシンスキーの絵画の一部はお馴染みの存在だけれど、愛されてるなあ。
谷山浩子さんのこわい歌 vol.01(改)
平沢進とベクシンスキー‐ニコニコ動画(9)
ベクシンスキー 弁当
宮崎駿の漫画版ナウシカとか80年代のSF触手系エロアニメとか連想するのは何故だろう。
……ここまで読んでくださりありがとうございました。
良い夢を。
コメント
No title
ベクシンスキーといえば
さっちんのコラか。
さっちんのコラか。
Re:2010418
> 様
t し あ k さ ん、ってトラウマになりますね。
t し あ k さ ん、ってトラウマになりますね。
No title
ベクシンスキー、画集出るんですか。
もちろん特装版を買いますとも。
もちろん特装版を買いますとも。
Re: 2010/04/25
>とおりすがりのベクシンスキー信者
信者さん居てくれたw お役に立てたみたいで嬉しいです。
信者さん居てくれたw お役に立てたみたいで嬉しいです。